2014年10月4日土曜日

ネパール マンダラ絵画展



ネパール マンダラ絵画展 

 2014.10.11(土)-10.18(土)



ネパールのマンダラって?
ネパール密教では護符のような役割を持つ曼陀羅。地球上の「火・空・水・風・土」を表す5色を基本に、万物・宇宙・世界の一日に流れる様々なエネルギーの収束とそれからの始まり、永遠を表します。アサバアートスクエアでは、講師にチットカール•ディポック先生を迎え、マンダラの役割や意味などを理解しながら、一つ一つのモチーフを題材に技法や全体性を学んできました。その生徒たちによる第一回目の作品と、ディポック先生の展示と一日講座のご案内です。








2013年からアサバアートスクエアにてはじまった、ネパール王家専属の伝統絵師チットラカール家の32代目の継承者ディポック•チットラカールさんによる講座。隔週の日曜日、アサバにてディポックさんの楽しいお話と、打って変わって自らと向き合いながら絵筆を走らせる静謐な時間を過ごした、その生徒たちの初めての作品展です。


*アサバアートスクエア内にて受講中の風景です。


2014.10.13(月曜祝日)ネパールのマンダラ絵画講座

講師:チットカール•ディポック先生
14:00-15:30頃まで

ディポック先生の一日講座です。是非、あなたも奥深いマンダラの世界に触れてみませんか?



アサバアートスクエアにおけるマンダラ絵画講座について



お知らせ
●講座受講者随時募集中です。

毎月第2・4日曜日・10:30-12:30 *要予約
月謝8000円(月2回)材料費別[筆・紙・絵具など]

会場・予約・問い合わせ アサバアートスクエア
TEL:045-783-9705

チットカール•ディポック先生
ネパール王家専属の伝統絵師チットラカール家の32代目の継承者。ネパールの首都カトマンズで、約700年続く曼陀羅絵師の家系の生まれ。14世紀以降、同国公認で祭事の絵を任されている家柄。密教と曼陀羅は生活の一部で育った。8歳から祖父の手伝いで描き始め、大学時代には王宮付きの絵師として、国外からの公人をもてなす部屋を彩る役目も与った。大天井に曼陀羅を描くことも楽しんだという。王宮内での出会いから「どんな人でも、波があっても、ベースは同じだ」と学んだ。「楽しみもあったが、宮殿内ではまるで刀の上を歩くような緊張感があった」と、若き日の葛藤を朗らかに話す。当時は、篤い信頼が重圧にもなっていたという。3年勤め、新たな居場所を探して悩む中、祖父の知己を頼りにネパール密教最高位の師を訪ねた。そこで門外不出の経文(凡字)の意味を教わり、「曼陀羅は幸せのためにあるもの」と目から鱗が落ちるようにその存在意義に自信を持てるようになった。[タウンニュース横須賀版2010/7/16より]



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