ネパール伝統絵画の魅力
マンダラ絵画講座
講師:ディポック チットラカール
ネパール密教では護符のような役割を持つ曼陀羅。地球上の「火・空・水・風・土」を表す5色を基本に、万物・宇宙・世界の一日に流れる様々なエネルギーの収束とそれからの始まり、永遠を表す。
マンダラの役割や意味などを理解しながら、一つ一つのモチーフを題材に技法や全体性を学んでいきます。
*現在の講座内容を写真でご覧ください。
http://goo.gl/7dOZP
http://goo.gl/IN2Av
●講座受講者随時募集中です。
毎月第2・4日曜日・10:30-12:30 *要予約
月謝8000円(月2回)材料費別[筆・紙・絵具など]
会場・予約・問い合わせ アサバアートスクエア
TEL:045-783-9705
*参加希望の方はまずメールにてご連絡ください。
講座の詳しい内容をご案内いたします。
E-mail asabaartsquare@gmail.com
講師:ディポック チットラカール
ネパール王家専属の伝統絵師チットラカール家の32代目の継承者。
ネパールの首都カトマンズで、約700年続く曼陀羅絵師の家系の生まれ。
14世紀以降、同国公認で祭事の絵を任されている家柄。密教と曼陀羅は
生活の一部で育った。8歳から祖父の手伝いで描き始め、大学時代には
王宮付きの絵師として、国外からの公人をもてなす部屋を彩る役目も与った。
大天井に曼陀羅を描くことも楽しんだという。王宮内での出会いから
「どんな人でも、波があっても、ベースは同じだ」と学んだ。
「楽しみもあったが、宮殿内ではまるで刀の上を歩くような緊張感があった」と、
若き日の葛藤を朗らかに話す。当時は、篤い信頼が重圧にもなっていたという。
3年勤め、新たな居場所を探して悩む中、祖父の知己を頼りにネパール密教
最高位の師を訪ねた。そこで門外不出の経文(凡字)の意味を教わり、
「曼陀羅は幸せのためにあるもの」と目から鱗が落ちるようにその存在意義
に自信を持てるようになった。
[タウンニュース横須賀版2010/7/16より]
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